ここ愛媛県松山市で産声をあげたエヒメ医療器は小さな医療機器販売店でした。
社長以下、総勢6名で始まったエヒメ医療器は社員みんな家族の様な和気あいあいとした会社で、そこで働く社員さんたちはいきいきとしていました。
創業者、渡部安弘の甥っ子にあたる私は子供のころから、忘年会やお花見にお呼ばれし、楽しそうにお酒を酌み交わす社員さんたちに囲まれ、大人ってなぜこんなに楽しそうに美味しそうにお酒を飲むのだろうと不思議に思いながら眺めていました。

そんな私がこのエヒメ医療器に入社したのは高校卒業式の翌日でした。
人手不足を理由に叔父に半ば強引に就職させられた私は野球で鍛えた体力だけを武器にがむしゃらに働きました。そんななか、先輩たちに同行し、いろいろな病院様を訪問させていただく中で一つ痛切に感じた事がありました。
それは、先輩たちがお客様に寄り添っているということ。

イレギュラーが発生し危機的状況にあってもみんながその問題に取り組み、どうすればお客様に満足頂けるかを社員一丸となって考えている姿を目の当たりにし、これが【仕事】なんだと感銘を受けました。利益だけを追求するのではなくお客様の本業である【医療や介護】をいかにスムーズにいかに迅速に信頼性高くお手伝いできるか、これが私たちの担うべき、本当の使命であると考えています。

令和5年4月より、代表取締役に就任した私は先代から受け継いだこの【お客様に寄り添う姿勢】を最重要事項とし、今後も日々取り組んで参ります。
長きにわたりご愛顧いただいているお客様、また、安定したお取引をさせ頂いている全メーカー様に心より厚く御礼申し上げます。
今後とも、御贔屓の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

一つ　私たちは医療を通じ地域社会に貢献します。

一つ　私たちは誠意をもってお客様との相互信頼に努めます。

一つ　私たちは社員、家族、全ての人を大切にします。